【コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-2】
「救急医療現場の過酷な現状と、そこで働く医師たちの“絆”」夏の空から冬の空へ!一年半ぶりに成長した彼らが駆ける!医療の過酷な現状と向き合い、フェロープログラムの卒業を目前にした4人のフライトドクター候補生と、一人のフライトナースのさらなる成長!
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翔陽大学附属北部病院救命救急センター
■藍沢耕作(山下智久):フライトドクター候補生。
■白石恵(新垣結衣):フライトドクター候補生。
■緋山美帆子(戸田恵梨香):フライトドクター候補生。
■冴島はるか(比嘉愛未):看護師、フライトナース。
■藤川一男(浅利陽介):フライトドクター候補生。
■黒田脩二(柳葉敏郎):専門は胸腹部外科。
■橘啓輔(椎名桔平):救命センターの医師。
■森本忠士(勝村政信):専門は整形外科。
■田所良昭(児玉清):救命センター初代部長、救命センターの医師。
主題歌 Mr.Children「HANABI」

第1話「聖夜の奇跡」
救急医療センターで働く藍沢(山下智久)たちのもとに、祖母の絹江(島かおり)が急性肺炎で運ばれてきた。緊急入院を余儀なくされる祖母についていることもできず激務に追われる藍沢。その後、事故によりオートバイと衝突した主婦と子どもが重症、ドクターヘリの要請が入る。子どもは心肺停止。懸命の蘇生を試みるも重い後遺症が残る。子どもの後遺症については十分考えられたことであり、それがわかっていて施した自分たちの処置は正しかったのか悲嘆にくれる藍沢。上司の黒田(柳葉敏郎)には、全てを受け止めようとするのではなく、割り切ることも必要だと諭されてしまう。
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第2話「自らの道」

工場現場での事故で搬送されてきた患者が治療中に容態が急変し、突如大量出血する事態。担当していた藤川(浅利陽介)は必死の思いで止血や治療を試みるが、その甲斐むなしく患者は死亡してしまう。さっきまではっきりと会話をしていた患者の急変と突然の死にショックを隠し切れない。自分ではなく治療にあたったのが藍沢(山下智久)なら患者は亡くなることはなかったのではないかと落ち込む藤川。一方、緋山(戸田恵梨香)は自分が担当した女性患者が緊急手術後、急死してしまうという事態に直面していた。この女性は海外で整形手術を受けた後、腹膜炎を発症。現地で食べた料理に細菌感染をしていた。手術前の培養検査で発見が出来なかったことを心から悔やむ緋山。それぞれに医師としての厳しい現実に直面し、落ち込むフェロードクターたち。藤川は藍沢と語りあう中で、患者の死に向き合い受け入れていく覚悟を固めていく。
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第3話「真実と嘘」

駅で将棋倒しの事故が起こったという知らせがあり、現場に向かった藍沢(山下智久)達。事故現場は凄惨。3人の男女がスキー板で串刺し状態になっていた。被害に遭ったのは、松井透(濱田岳)、木沢広之(日和佑貴)、森田恵理(小林涼子)の3名。互いに友人であり、広之と恵理は恋人同士。いちばん上になっている松井の体からスキー板を除去しようとすると、命を脅かすほどの大量出血は避けられない状態。残酷な現実を松井に告げる藍沢。意識がはっきりとしていて元気に会話をしていた松井だが、3人の命を懸けた大手術の最中に緩やかに息を引き取っていく。

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第4話「過ぎし日」
ある日、落下した看板で頭を打った女性が救急医療センターに搬送されてきた。事故の外傷は問題なかったが実は妊娠していた。だが、子どもへの愛情も母親となる自覚にも欠けている。由紀奈(木南晴夏)の母に話してもまったくの無関心で取り合ってはもらえず、そうこうしているうちに突然、由紀奈が産気づき、24週での早産となってしまった。胎児の健康状態が危ぶまれるほどの早産ではあったが、由紀奈の子どもは健康な状態で生まれてきた。集中治療室で子どもの様子を見ている藍沢(山下智久)のもとに、心配そうにやってきた由紀奈。しかし、藍沢は冷たくあしらう。それでも徐々に由紀奈の中には子供への愛と母性、母親として生きる自覚が芽生え始めていく。
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第5話「愛する人」
藍沢(山下智久)たちと共に働くフライトナースの冴島(比嘉愛未)の恋人の医師・田沢(清水昭博)は、余命あとわずかという難病に侵されていた。かつては病気が進行していく恋人の姿を見るのが辛く、田沢のもとを去った冴島だが、かけがえのない愛する人だということに気づき、彼の最期を看取る決意を固める。一人の女性として愛する人を見守る自分と、看護師として病に向き合う自分の間で激しく葛藤し苦しむ冴島。不運にも田沢の最期が迫ったとき、ドクターヘリの要請が。しかし病に体を侵されながらも医師としての誇りを失わない田沢に胸打たれ、冴島は田沢の病室を後にし、現場へと向かう。
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第6話「秘密」
母の死の真相をさらされ図に育った藍沢(山下智久)。ある日、祖母の絹江(島かおり)と父の誠次に意を決して真実を訪ねるが、頑なに答えてくれようとはしなかった。そんな折、末期の肝臓がんの患者・内藤妙子(キムラ緑子)を担当することになった藍沢。彼女はスナックを経営しており、息子を溺愛していた。愛する息子の大学受験が終わるまでは、自身の病気を偽り続けるという。たびたび吐血を繰り返し、日に日にやつれていく。がんではなく、胃潰瘍だと息子に嘘をつき続ける妙子。母・妙子を見透かしたかの様に、実は感づいていて気づかないふりをしている息子・芳雄(太賀)。自分と同じように家族で秘密を抱える患者の姿に藍沢は胸が苦しくなっていく…。
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第7話「あやまち」
藍沢(山下智久)がずっと気にかけていた、知りたいようで知りたくなかった母の死の真相を告げられる。かつて研究者として活躍していた藍沢の母は、出産を引き換えに命を失ってしまった。藍沢にとっては知りたくない真相だったのに違いない。それなのに、父の誠次は子どもが生まれれば、仕事に輝く女性である母を取り戻せると思ったと藍沢自身に激白した。傷心であるのは、藍沢だけではなかった。緋山(戸田恵梨香)が脳死と判断した患者が心停止で亡くなり、母親に同意書を取っていなかったため死亡した子供の叔父に人殺しだと詰め寄られてしまう。母親と信頼関係を築けていると信じていた緋山は、患者の家族に対して不信感を持つようになってしまう。
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第8話「理由」
夏祭りでの事故が原因で、大怪我を負った一家が搬送されてきた。父の達夫、祖父の重蔵、娘の結菜、そして母の清美も負傷。比較的、娘の結菜と母の清美は軽傷ですんだ。しばらくして達夫と重蔵が急変し、緊急オペとなる。突然のことに動揺し、手術の同意書にサインできないでいる清美。しかし白石との会話の中で、彼女たちフライトドクターの仕事に対する想いに胸打たれ、家族の命を託す決意をする。
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第9話「心の傷」
患者の家族に同意書を貰わなかったため、訴訟問題となってしまったことを心に抱え続ける緋山(戸田恵梨香)。その後の仕事でも、自分の手を誤って切ってしまうなど動揺が見られ、藍沢(山下智久)たちを心配させてしまう。入院している田所部長(児玉清)を見舞った緋山は、訴訟問題に関して全て自分の責任だと言って庇ってくれる態度や、自身の体験と重ね合わせて心の傷を乗り越えるヒントを貰ったことに救われる。緋山を元気づける一方で、田所部長の持病は悪化しており、大手術を控えている状態…。
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第10話「岐路」
田所部長(児玉清)のオペは、これまでに前例がないほどの難しいものであった。白石(新垣結衣)の父・博文(中原丈雄)も田所を見舞おうと訪れるが、飛行機墜落事故に遭遇。要請を受けて藍沢たちは現場へと向かうこととなった。現場で多数の被害患者の治療にあたる中、白石は父・博文の姿が見えないことに動揺を隠しきれずにいる。一方、病院では、田所が手術中に危険な状態に陥り、オペを担当している医師たちにも緊張の色が見え始める。

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第11話(最終回)「卒業~奇跡の定義」

飛行機墜落事故の被害患者の治療にあたる藍沢(山下智久)たち。患者の中に、飛行機の中に息子を置いてきてしまったと訴える父親の姿が…。藍沢が子どもを発見するが、足が挟まれている状態。一方、行方が分からなかった博文(中原丈雄)は無事であった。そして、白石(新垣結衣)と一緒に患者の治療にあたる。手術中に危険な状態であった田所(児玉清)も、担当医たちの必死の施術の甲斐あり、一命をとりとめた。飛行機事故の被害患者の治療も無事終わり、病院にもどってきた白石親子。だが、博文は足を骨折していた。
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